今月の課題は水がからむ景色でしたので、練習ということで「野村重存による絵を描くための風景の写真集」より安曇野の三連水車小屋を素材に描いてみることにしました。
左の写真から赤枠の部分をトリミングして作画します。
今回は水面をメインとしたいので、失敗したらまた描き直すつもりでまず水面から描いていきます。
水面下の揺らぐ藻が魅力なので、出来るだけ表現してみます。
周りの風景を配していきます。水面が主役なので水車小屋は極力省略した表現としてます。
ここでの描画は位置関係の目印程度の表現です。
青い水面の周りを描き込むことで大分水面の光が感じられるようになってきました。
水面の暗い部分や映り込みを描き込んで光をさらに強調していきます。一方水車小屋は少しトーンを落として脇役に下がってもらいます。
また、左右の上部に樹の葉を置いて画面を引き締めます。
とりあえず水面の風景の練習としての作画はこれで完成とします。