制作ブログ 雪景色

飛騨の里の合掌造りの民家です。屋根にあたる光をきれいだったので描いてみました。
制作にあたり下書きを2点ほどしています。

民家全体を配置した構図が上図です。

民家を左に寄せて軒先の道に視点を持っていくようにしたのが次の絵です。この構図で右の木を柿の木にしてタイトルを「残り柿」としました。

雪が降った翌日の朝の風景です。
水路と田をメインに少し開けた感じが出せればと描いてます。

畑の野菜に被った雪の陰が印象的だったので描いてみました。
横向きの朝の光の強い陰影を表現しています。
また、影の中に見える雪の粒を表現するため、歯ブラシを使った細かいマスキング液のスパッタリングをしています。

雪靄に浮かぶ筑波山の絵です。
今まで白は絵具を使わず紙の白さで表現してきたのですが、今回は画面全てに白の絵具を混ぜた色を用いています。
白の絵具を混ぜることによって光の強さが抑えられます。