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1月の絵画教室で何かおめでたいものを描くのが課題でしたので正月に泊まった旅館の生花の扇をモチーフに描くことにしました。
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これは同じ教室での素材をスケッチしたものです。赤いバックに白い花の配色を試したものですが、これを参考に進めていきます。
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まずは赤色系で背景を整えていきます。
白い花がメインとなるので紙の白さを残します。
今回の用紙はアルシェを使用してますが、水の吸込みが強いので少しの水加減でバックランが生じます。紙に水気があると色が吸い寄せられてきますのでエッジの効いた境目を描きたいときは要注意です。
なお、普段はウォーターフォード紙を使用してます。
![](http://civil-m.com/wcolor/wp-content/uploads/2024/01/静物382-748x1024.jpg)
花瓶に活けられた白い花、ナンテン、松の枝等を描き込みます。
花瓶の台、扇及び扇から垂れる紐を描いてだいたいの構成は見えるようになりました。
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花瓶の左側が少し寂しかったので毬を配置しました。これで花のかたまりから扇への連続性が出てきたかと思います。
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陰影を調整して完成です。
扇の模様は飛翔する鶴が描かれています。