制作ブログ 水彩キャンバスⅡ

水彩キャンバスは3枚同時に購入しましたが、このキャンバスであれば長い間使わずにいたオイルパステルが活用できるのではと思い立ち、試すことにしました。

オイルパステルの発色を期待して紅葉の絵にすることにします。
前回と同様「野村重存による絵を描くための風景の写真集」から不動の滝の写真を素材とします。
紅葉を主役としますので滝の下部を減らす形でトリミングします。

まず、水彩で土台を作ります。最初に構図を形作ります。(左の絵)
地形の位置関係に気を付けて、特に滝の天頂の位置及び背後の森との関係性に留意します。
後から重ねるオイルパステルの発色の強さに期待して渋めに着彩します。(右の絵)

滝の部分に白のオイルパステルを置いた状態です。キャンバスの布目に沿ってかすれた表現が出来ます。

紅葉の色を着彩した状態です。思ったほど鮮やかな発色は得られませんでした。

完成した絵の状況です。
滝の水の表現はうまくいったと思います。パステルを乗せる際の力の強弱で水の表情が簡単に出せます。
一方紅葉の方はパステルの顔料の発色が期待したほどではなかったので、ややぼけた絵となってしまいました。

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