
4月に山梨県の昇仙峡に行ってきました。
その道すがら鮮やかな黄色が目に飛び込んできました。
小さな渓流沿いにヤマブキが咲き誇っていました。
写真では分かりづらいですが実際に目にしたときは強烈な黄色の塊りに圧倒されました。

この鮮やかな黄色を表現するために最初に黄色を着彩してマスキングで保護します。
次にヤマブキのある周りの状況を置いていきます。
ヤマブキを引立てることを忘れないようにします。

背後の樹々を描きます。
この樹々はあくまでも背景としての扱いなので詳しい描写は避けます。

正月に高山の飛騨の里に行きました。
雪がちらつく中でしたが一瞬の晴れ間がダイナミックに撮れましたのでこれを描きたいと思います。
小下図(こしたず)またはサムネイル
今回はまず小さいサイズ(F2程度)で下書きをして構成を決めていきます。


1回目
写真の印象を素直に描いてみました。
雲の切れ間に黄色の光が見えたので表現してみましたが、何か月夜の風景に見えてしまうのでこれは却下です。

2回目
まず、ダイナミックな空を強調するため中間の森を少し遠くの山のような表現に替えます。
さらに空間の広がりを出すため左側の高い樹を省きます。
基本的な構成はこれで進めます。
制作

まずは大体の構成と空を表現していきます。
上の下書きに比べて民家を小ぶりにし中間の平坦部を広めにして奥行きを深くしました。

前景を描き込んでいきます。
目を引く主役は上に雪を被った杭にしたいので、ここにスポットライトが当たっているような表現にします。

調子を整えて完成です。
タイトルは「雪帽子」としました。
72歳のじいちゃんの趣味の水彩画を紹介しています。部屋の壁にかけて穏やかに眺められる絵を目指しています。